第一回めの紹介ゲームは、『水桜月』様の作品、漆黒ノ月です。

ゴシックな雰囲気がとても素敵な、ファンタジーＡＤＶです。

この作品は、フォーリア大陸のシルヴェリア皇国という場所を舞台にして物語が進んでいきます。
主人公となるのは、幼くして鏡皇となった少年のアリスです。
良い友人たちや補佐役と共に、日々勉強や仕事をしながら過ごしています。
しかしその立場ゆえに、世界のことはあまり知りません。
教団の敵であるとされるヴァンパイアのことも。
街には危険なヴァンパイアが現れたともいわれていました。
興味を持ちながらも、事実を知るすべはなく、アリスは教団の中で生活していきます。
元気なアリスのこと。時折街にお忍びで遊びにいくことも忘れてはいません。
物語が動き出すのは、このお忍びがきっかけとなります。
ある夜、危険と注意されているにもかかわらず、アリスは夜の街に行ってしまいます。
そこで、アリスはヴァンパイアと会ってしまいました――

序盤は、こんな感じでしょうか。
かなり大雑把な感じになっていますが……詳しくは、サイトへどうぞ。
さて、この作品、所々に流血表現や暴力的な表現が含まれています。
しかし、あからさまな表現はあまりないと思うので、女性の方でもOKです。

なんといっても、作品の仕上がりが丁寧です。スチルの枚数も多いし、塗りも綺麗です。
ルート制限があるので、好きなキャラから……はできませんが、プレイするのに支障はありません。
むしろ、縛ってくれてありがとうという感じです。
ED曲、OP曲、挿入歌どれも作品の雰囲気が詰まったものとなっています。
OPムービーは必見ですっ。物凄く気合が入っています。BGMもとても素敵なものばかり。
一度完全にクリアしても、何度でも最初から繰り返しやりたくなるようなゲームです。

みなさまも、アリスと一緒に真実を紐解いてみませんか？
逃げ出すのか、裏切るのか……和解、それともやっぱり敵対ですか？
ハッピーエンドもバッドエンドもあなた次第です。
アリスと共に物語を終わりへと導いてあげてください。

そんな漆黒ノ月、サイトへは上のバナーからどうぞ。
体験版も配布されていますので、気になる方はやってみてくださいまし。

きっと、出会えてよかったと思うはずです！(力説)

さて、続きより、東雲のプレイ感想となっております。
ネタバレなど配慮する余裕がありませんのでｗ　
未プレイの方、ご注意くださいませ。



 

はい。
この作品、サイトが作られた最初の頃……2年半くらい前ですね。
その頃から完成までずっと待っていた作品でした。
今年手にすることができて、狂喜乱舞しております。
さて感想です。

プレイはじめは、ワクワクドキドキしながらやっておりました。物語が進むにつれて……涙腺緩みっぱなしです。なんでしょうかね、あの神がかりてきな、挿入歌のタイミングは。一瞬で画面かすみましたとも。
OPムービの挿入タイミングも……素晴らしいとしかいいようがありません。
まさか、真ルート突入時に流れるとは思いもしませんでした。口ぽかーんです。
そこで、今までのキャラのスチルが使われていて……懐かしいやら悲しいやらですｗ

真ルートだけあって、もう目からウロコの内容ですよ。
人間が一番悪いんじゃないかっ……月鏡老が悪いんじゃないか……ルウォークが可哀想ですほんと。
ルカ乗っ取ってよみがえってくるあたり、さすがとしかいいようがありませんが。
彼が優柔不断だったのにも原因が――教団はうそつきやろうですね、まったく。

キャラでは、好きなエンドは……九龍のとファウストのと狼哭のですかね。
てかファウストのエプロン姿は心臓に悪いです、色んな意味で。
狼哭の笑顔は、疲れを吹き飛ばす効果があると思います。
個人的には、影哭攻略したかったですよっ……
(彼がマジギレすると、ヤンキー言葉というのに吹きました)
真ルートでは……人形の鏡皇と、遠い場所で、漆黒ノ月が好きですね。
心なんて泣くなってしまったのに、まだ泣いてるアリスが可哀想でかわいそうで……
不快な痛みに不思議がってる煌ももう……泣ける泣ける。
ちっちゃい頃からアリスと一緒に居たんだもんねぇ……殺したとしても、やっぱり悲しいよね。
このときのBGM,ギャラリーでも使用されているので、よく作業時に聞いています。
サントラでないかな……でたら速攻買いますよ……永久保存ですよ。
影哭は……彼はもうなんですか！？(失礼)
なに、あの健気なヴァンパイア……必死すぎて……泣ける(ｵｲ)
影ノ刻がかかるスチル……あれ泣かない人いるのかな。
死ぬ寸前まで笑えるって、とてもすごいですよね。あれも、ある意味ではハッピーエンド。
二人置いていかれてしまったけどね……
漆黒ﾉ月エンドは、もう大団円って感じです！
買いだめしようとしている影哭がかわいいです。それをとめてる狼哭も。
てかどんだけ薔薇植える気なんですか、黒耀ったら。
教団の中に彼らの恋人がいたことにも驚きましたね。ミレイが……羨ましいッ
黒耀がルウォークに向けての怒りも楽しかったです。殴られたルカが不憫ですが(笑)
ファウストは……報われませんねえ。それがまた楽しいのですけども。
というか、みんなちゃんとルウォークのいったこと、気にしてたんですねえ。
目に見える優しさがほしい～考えておくよ～転びそうになったの、助けてあげるなんてっ
アリスの頭もちゃんと撫でてあげてましたねっ
みんな……いい子過ぎて泣ける。

はい、支離滅裂、暴走気味の感想でした。
とりあえず一言。
漆黒ノ月……最高！
買って後悔はなしです。
ちなみに東雲は、図書カードつきの、初回限定版を予約購入しました(どんだけ)

今でも、よくスチルやエンド、ムービーを眺めています。飽きることなんて、絶対にない。


 

[5回]