スピリチュアル系が好きな、凡人のブログです。外にでるタイミングらしい……つまりは、変な人(´∀`*)
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何処かはわからない、古い木造の家に、兄と母と妹と姉が暮らしている。 自分はその姉視点。
家の傍の敷地には、昔使われていた井戸があった。もう枯れていて、使うことはできない。
家族間の仲はよさそうで、兄はぶっきらぼうだが優しい。
ある夜、私はふと目を覚まして、部屋の窓から外を見た。そこからは、井戸が良く見える。
声がしたのか、音がしたのかはわからない。
井戸の傍には、兄と母がいた。兄は立っていて、母は地面に倒れている。
見ていると、兄が母の身体を持ち上げて、枯れている井戸の中へと落とした。
理由がなんなのかはわからないけれど、兄が母を殺したのだ、と私は認識した。
私はそのまま眠りにつく。
母がいない後も生活は続いていく。いぶかしむのは妹くらいだった。
それでも最初の頃だけで、その後は何事もないかのようになった。
それは、兄が家にいない日だった。妹が私に、「あの井戸の中ってなにがあるんだろうね」と聞いてきた。
私は妹に、「死体でも入ってるんじゃない?」と答えた。
すごい、とか面白そうとかいいながら、妹は笑っていた。
別の日。炊事をしている兄に、妹がいった。「お兄ちゃん、井戸の中には死体があるんだって。知ってる?」
動かしていた手を止めて、兄は妹に言った。「いったいどこでそんな話を聞いたんだ」
冷たい、無表情な声で聞く兄に、妹は答える。「よくある、噂話のひとつだよ」
そうか、といったきり、兄は黙ってしまう。その様子を、私はただ見ている。
数日後だと認識している。 妹がいなくなった。
それでも、私と兄は変わらずに生活を続けている。動揺することもなく、怖がることもなく。
私は妹がいなくなったのも、兄がやったのだろうと思い、また仕方がないことだと思っている。
兄のしたことを知りながら、私は何も言わない。ただ、思った。
私もいつか井戸の中へといくのだろうか。
家の傍の敷地には、昔使われていた井戸があった。もう枯れていて、使うことはできない。
家族間の仲はよさそうで、兄はぶっきらぼうだが優しい。
ある夜、私はふと目を覚まして、部屋の窓から外を見た。そこからは、井戸が良く見える。
声がしたのか、音がしたのかはわからない。
井戸の傍には、兄と母がいた。兄は立っていて、母は地面に倒れている。
見ていると、兄が母の身体を持ち上げて、枯れている井戸の中へと落とした。
理由がなんなのかはわからないけれど、兄が母を殺したのだ、と私は認識した。
私はそのまま眠りにつく。
母がいない後も生活は続いていく。いぶかしむのは妹くらいだった。
それでも最初の頃だけで、その後は何事もないかのようになった。
それは、兄が家にいない日だった。妹が私に、「あの井戸の中ってなにがあるんだろうね」と聞いてきた。
私は妹に、「死体でも入ってるんじゃない?」と答えた。
すごい、とか面白そうとかいいながら、妹は笑っていた。
別の日。炊事をしている兄に、妹がいった。「お兄ちゃん、井戸の中には死体があるんだって。知ってる?」
動かしていた手を止めて、兄は妹に言った。「いったいどこでそんな話を聞いたんだ」
冷たい、無表情な声で聞く兄に、妹は答える。「よくある、噂話のひとつだよ」
そうか、といったきり、兄は黙ってしまう。その様子を、私はただ見ている。
数日後だと認識している。 妹がいなくなった。
それでも、私と兄は変わらずに生活を続けている。動揺することもなく、怖がることもなく。
私は妹がいなくなったのも、兄がやったのだろうと思い、また仕方がないことだと思っている。
兄のしたことを知りながら、私は何も言わない。ただ、思った。
私もいつか井戸の中へといくのだろうか。
はい、見てくださった方、ありがとうございます? 東雲です。
――朝っぱらから、なんて夢みてるんでしょう。凄まじい夢見と寝起きです。
おきた瞬間、もう怖かったですよ……殺人とかじゃなくて、人間が一番怖い。
文字にしてみるとなんだこりゃ、なんですが……夢の中ではリアルなので。
中から何かでてきそうな、古い井戸。石を投げ入れたら、かすかに音が返ってきそうな。覗くと真っ暗で。
底なんて、いつも見えやしない。
兄の言葉。あれが一番怖かった。本当に表情が、すっと冷めていくんですよ。無表情な顔なんだけど、氷というか剃刀みたいに切れそうな声音。”私” がひやりとしましたよ。
妹はすごく無邪気に聞いてるんですけどね……好奇心なのか、なんなのか。無邪気ってコワイ
いや、いなくなって普通にしてる私も怖いですけどね?
なんでかわからないけれど、仕方のないことだと感じているんですね。
二人がいないだけで、兄と私は普通に、仲良く生活をしている。それが続いていく。
最後、井戸にいつか入るのだろうか……ってとこで目が覚めて。思い返して、うわぁ。
ちなみに兄、炊事というか料理してたみたいでですね、包丁使ってたんですよ。リズミカルに動いてたのが、ピタっと止まるんですよ……妹はけっこう幼いみたいです。小学生高学年くらい?
兄は成人済みのよう。 ショートカットの黒髪でした。私はよくわからん。
井戸と聞くと、イドを連想します。無意識だっけか、潜在意識だっけか?
さて、お母さんはいったいなにしたんでしょうね。どうやって殺したのやら。
私が見た時には、倒れてて、死んでいると認識してました。深い深い井戸ですから、底にぶちあたったでしょう。
天気とか温度とかの環境はわからないですが……腐ったりしたら、大変でしょうに。
なんか、兄が全ての家ですね~というか、兄と姉は付き合ってでもいるんだろうか。従順で怖い。
きっと兄は、井戸に入れた後も、一人変わらずに暮らしていくでしょう。
または、自分も井戸に入るかもしれないね。
それでは。(元ネタにして、小説一本軽くかけそう)
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プロフィール
HN:
東雲咲夜
年齢:
33
HP:
性別:
女性
誕生日:
1991/09/03
職業:
……在宅ライター?
趣味:
らくがき、ものかき、ゲーム、動画めぐりとか、マニアック。
自己紹介:
基本的に、フリーダムな気胸人。
日々、ごりごり記事を書いて糊口をなんとかしようとしております。
ライター系お仕事は万年募集中なのですよっと。
サイトコンテンツ、ブログ記事作成などなど。
一方、最近はスピ系がよりいっそう好きに。
最近、中の人と上の人が一名判明いたしました。
ヘミシンク気になるけど、高いですね(´∀`*)
そんなこんなで、
フリーダムに生きております管理人。
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